キリバス共和国
読み:キリバスきょうわこく
外語:Republic of Kiribati

 大洋州(オセアニア)の国の一つ。赤道近くの太平洋中部にある小さな国で、親日国。
目次

国に関する情報

基礎情報

一般情報

通信

電気

政情、内政

外交、防衛

経済
 1979(昭和54)年に燐鉱石が枯渇した。
 現在は、コプラ、観賞用魚、海草などの輸出を行なっている。
 海洋国であり、広い漁場を所有することから日本からの漁業開発援助などが進められており、日本式漁業が取り入れられている。

国の歴史や状況

略史

水没の危機
 現在、海水面は徐々に上昇している。地球温暖化がその原因とされているが実際には関係は疑問視されており、明確な理由は定かではない。ただ海水面上昇は事実であり、不可避な現実である。
 このためキリバスは早晩水没すると考えられている。そこで国家水没を前提とし、国民の脱出を職業訓練などの形で側面支援するよう、日本など先進各国に要請をしている。

国の特徴

生活習慣
 服装はカジュアルな洋服が主である。
 チップの習慣はない。

時差
 東西に広い国のため、二つの標準時がある。
 クリスマス島ではUTC+14という、地球上で最も早く新しい1日が始まる時間帯を採用している。かくして世界で最も早くクリスマスイブを迎えることになる。
 なお、この島はハワイとほぼ同じ経度にあるが、ハワイはUTC-10時間を採用している。ハワイとクリスマス島は同じ時間であるが、クリスマス島は一日進んでいる。つまり時差は24時間ある。

日本との関係
 親日国の一つである。
 この国の島の北部にはJAXA(旧NASDA)の追跡局があり、日本がロケットを打ち上げるたびにロケットの監視・追跡でお世話になっている。
 また、豪州などが日本に対し、捕鯨の全面的な禁止の運動をしているのに対し、キリバスはその活動に与していない。豪州からの参加要請は拒否し、日本の商業捕鯨再開要求に中立の立場を取る旨発表している。

その他の国との関係
 キリバス語で「性が乱れた人」のことを「コレコレア」(korekorea)というらしい。理由は南朝鮮人が幼い少女を買春するためで、キリバスでは社会問題となっているらしい。
 また、キリバスは台湾と国交を結んだ。このため支那共産党は「一つの支那を承認する協定に違反」と避難しキリバスと断交、キリバス国内に設置されていた支那の衛星追跡アンテナも撤去したとされる。
 キリバスは、特定アジアを嫌う、親日の国である。

アクセス方法

旅券と査証
 入国に際して、次のものが必要である。
 キリバスは現在、査証を免除している国はない。全ての外人は、入国に際して査証を要する。
 査証は、日本ではキリバス共和国名誉総領事館(東京都港区)で取得できる。

空路
 空港使用料は、入国時20豪ドル、出国時5豪ドルである。
 現在、日本とキリバスの直行便はない。首都タラワに行くのと、クリスマス島へ行くのとでは最適経路が異なる。

タラワ
 フィジー諸島共和国のナンディで乗り継ぐ、成田・羽田→ナンディ→タラワ、という経路が一般的である。
 日本からナンディまでは6時間程度。ナンディからはタラワへの直行便があり、マーシャル航空かナウル航空を利用する。

クリスマス島
 ハワイのホノルルで乗り継ぐ、成田・羽田→ホノルル→クリスマス島、という経路が一般的である。
 ホノルル→クリスマス島は、定期便のほか、キリバス航空のチャーター便も存在する。ハワイからは3時間程度である。

周辺の国・地域

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