英語
読み:えいご
外語:English

 元はイングランドの言語で、現在では世界で最も使われていると考えられている言語
目次

基本情報

概要
 インド・ヨーロッパ語族に属する言語である。
 紀元前約6000年〜4500年前後に中央ヨーロッパに住んでいたインド・ヨーロッパ祖語の話者が幾つか語族に分かれる中、ヨーロッパ北部に移動し、後にブリテン島に渡ったゲルマン民族のアングロ・サクソン族が用いていた言葉が英語の起源となった。

特徴

文字
 英語は26字のアルファベットで書かれ、大文字と小文字がある。
 ABCDEFGHIJKLMNOPQRSTUVWXYZ
 abcdefghijklmnopqrstuvwxyz
 英語では殆どの文字が複数の発音を持っており、発音と表記の乖離が大きい。

言語の発展
 英語は古期英語(7世紀末〜1150)、中期英語(1150〜1500)、近代英語(1500年以降)を経て語彙・発音・文法すべてにおいて大きく変化を遂げる。この間、ラテン語・ケルト語・古スカンジナビア語・フランス語などから多くの語彙借用が行なわれた。
 インド・ヨーロッパ語族に広く見られる女性名詞・男性名詞・中性名詞などが簡素化されるなど、文法の省略化が他の同族言語よりも多い。

普及
 現在では広く世界に広まり、各地で特徴のある英語が話されている。
 かくして、現在では多くの国で第一言語(国語)や公用語となっている。
 むろんパソコンの世界においてもほぼ公用語といった感がある。これは情報技術の先端が米国であったからであろう。

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