ツバル
読み:ツバル
外語:Tuvalu

 南太平洋に浮かぶ、9つの珊瑚礁から成る島国。日本では「ツヴァル」「トゥバル」などとも書かれる。
目次

国に関する情報

基礎情報

一般情報

通信

電気

政情、内政

外交、防衛

経済

国の歴史や状況

略史

生活習慣
 チップの習慣はない。

.tv
 資源はとコプラ(乾燥させたココナツの実。石鹸の材料)。
 資源の乏しい国だったが、ツバルが使用権利を持つTLDの.tvを米国カリフォルニア州のベンチャー企業dotTV社に5000万ドルで売却し、2000(平成12)年9月5日に第189番目の国家として国連加盟を果たした。
 収入は毎年変動が激しいが、ここで得た金で、社会的インフラの整備、道路の修復、電気、医療従事者の確保、インターネット接続や国際奨学金や教育の充実を目指すとされている。

地盤沈下
 浅瀬の珊瑚礁を軍事用に埋め立てただけの土地であった。
 元々地盤が弱いが、地下水の汲み過ぎ、人口増加、建物の建て過ぎ等により、地盤沈下が進行している。
 このため、この国は遠からず海に沈むと考えられている。

アクセス方法

旅券と査証
 入国に際して、次のものが必要である。
 日本国籍の場合は、30日以内の観光は査証不要。

空路
 空港使用料は、出国時に30豪ドルの出国税が必要。
 現在、日本とツバルの直行便はない。フィジーのナンディから乗り継ぎ、マーシャル航空を利用するのが一般的である。

旅行に関する情報


 水道水の飲用は不可。慣れていないと、沸かしても飲めない。
 まず、ツバルには河川がないため、飲用水は雨水と淡水化装置によっており、慢性的な水不足となっている。

観光スポット
 ツバルには、何もない。逆に言えば「何もない」がある国である。
 美しい海、素朴な人々、満点の星空がある。

土産品
 この国の切手は世界的に好評である。
 図柄が豊富で美しく、大した産物もない国で、貴重な外貨を稼ぐ土産物となっている。

注意点
 ツバルには日本大使館がない。在フィジー日本大使館が、フィジーのほか、キリバス、ツバル、ナウル、バヌアツを兼轄している。
 ツバルは治安が良く、また親日の国であるため日本人に対しても好意的で、これまで日本人が重犯罪に遭った記録はない。
 が、もし事故等に遭った場合、現地警察と、在フィジー日本大使館への連絡が必要である。

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