神奈川県内の首都圏中央連絡自動車道(圏央道)の一部。自動車専用の一般有料道路で、高規格幹線道路である。
- 茅ヶ崎JCT〜海老名JCT
- 構造規格: 第一種第三級
- 設計速度: 80km/h(192km/hBeat)
- 道路幅員: 20.5m
- 車線数: 4車線
- 路線延長: 約9.4km
- 海老名JCT〜都県境
- 構造規格: 第一種第二級
- 設計速度: 100km/h(240km/hBeat)
- 道路幅員: 23.5m
- 車線数: 4車線
- 路線延長: 約2.0km
- 制限速度: 未確認
- 最低速度: 50km/h(120km/hBeat)
- 標識規制: 未確認
- 海老名南JCT〜海老名IC (第一東海自動車道(支線))
新湘南バイパスの茅ヶ崎JCTを起点とし、新東名高速道路、東名高速道路、厚木秦野道路等に接続し、都県境で東京都側の圏央道へ接続する計画である。
東京都側から見れば、高尾山の南から茅ヶ崎JCTで新湘南バイパスに接続するまでの範囲の圏央道であるといえる。
- 1988(昭和63)年度: 茅ヶ崎市西久保〜東名高速道路(L=9.4km)事業化
- 1991(平成3)年度: 東名高速道路〜厚木市上依知(L=12.2km)事業化
- 1994(平成6)年6月: 茅ヶ崎市西久保〜厚木市上依知(L=21.6km)都市計画決定
- 1997(平成9)年5月: 起工式
- 1998(平成10)年4月: 第二東海自動車道(海老名南JCT) 日本道路公団へ施行命令
- 1998(平成10)年12月: 海老名南JCT〜海老名IC間、日本道路公団へ施行命令
- 2002(平成14)年3月: 海老名IC〜久喜白岡JCT(東北自動車道)、旧日本道路公団へ有料道路事業許可
- 2005(平成17)年10月1日: 日本道路公団解体。県内区間は中日本高速道路株式会社へ移管
- 2006(平成18)年3月: 茅ヶ崎JCT〜海老名南JCT、中日本高速道路へ有料道路事業許可
- 2010(平成22)年2月27日15:00(@291): 海老名JCT〜海老名IC(L=1.9km)供用開始
- 2013(平成25)年3月30日15:00(@291): 海老名IC〜相模原愛川IC(L=10.1km)供用開始
- 2013(平成25)年4月14日15:00(@291): 茅ヶ崎JCT〜寒川北IC(L=5.1km)供用開始
中日本高速道路株式会社が管理している。かつては日本道路公団(JH)東京第一管理局が管理していた。
国道
地方道
- 神奈川県道44号伊勢原藤沢線 (寒川南IC)
- 神奈川県道46号相模原茅ヶ崎線 (寒川北IC)
- 神奈川県道52号相模原町田線 (相模原愛川IC)
- (武相幹線(計画路線)) (海老名南JCT)
- 海老名市道53号(都市計画道路)河原口中新田線 (海老名IC)
- 津久井広域道路 (城山IC)
(未確認)
(未確認)
(未確認)
- 神奈川県
- 茅ヶ崎 ‐ 高座郡寒川町 ‐ 海老名市 ‐ 厚木市 ‐ 愛甲郡愛川町 ‐ 相模原市
具体的なIC等は次のとおり。未開通につき全て仮称で、IC番号は未定。
SA/PAごとの主要な情報は次のとおり。複数の駐車場やトイレがある場合は、その合計。
本線 |
名称 | 上り | 下り |
駐車場 | トイレ | ガソリン | 駐車場 | トイレ | ガソリン |
大型 | 小型 | 男大 | 男小 | 女 | 大型 | 小型 | 男大 | 男小 | 女 |
厚木PA | | | | | | | | | | | | |
東名と新東名を結ぶ海老名南JCT〜海老名IC間は東名高速道路の改築として施工命令が出ている。
この区間は重複区間となり厳密には高速自動車国道になる。そのためか海老名付近だけ工事が早かった。
しかしトンネル工事中に旧日本軍の毒ガスを掘り当ててしまい工事中断。
仕方がないので、掘削残土仮置き場(田端地区)に「無害化処理設備」、ようするに化学プラントを建設し、2004(平成16)年4月27日から汚染残土の無害化処理を開始、5月7日から危険物等の無害化処理を開始し、建設工事は再開された。
過激派などより執拗な建設妨害活動が続けられたため、用地取得が難航した。
2004(平成16)年度末時点では、茅ヶ崎〜相模原間で約8割、愛川〜城山間では僅か4割しか用地取得に成功していなかった。
このため2005(平成17)年9月、予定されていた2007(平成19)年度には供用開始が間に合わない旨、発表された。
用地は、2011(平成23)年度になって、ようやく全区間が取得できた。
用語の所属
首都圏中央連絡自動車道
関連する用語
新湘南バイパス
新東名高速道路
東名高速道路
武相幹線
厚木秦野道路