国道1号の藤沢市城南〜中郡大磯町大磯の混雑を解消する目的で建設中の自動車専用の一般有料道路。
現在は藤沢ICから茅ヶ崎海岸ICまでが開通している。
- 構造規格: 第一種第三級
- 設計速度: 80km/h(192km/hBeat)
- 道路幅員: 19.0m
- 車線数: 4車線
- 制限速度: 80km/h(192km/hBeat)
- 最低速度: 設定なし
- 標識規制: 二輪車の二人乗り(タンデム)禁止
バイパス
国道1号のバイパスとして建設中である。
将来的には茅ヶ崎海岸ICのすぐ西にある相模川を国道134号と共に渡って平塚市に入り、平塚IC(仮称)で国道134号、大磯IC(仮称)で国道134号と国道1号西湘バイパスへ接続され、藤沢バイパスと西湘バイパスを結ぶバイパスとなる予定である。
なお、起点(および将来の横浜湘南道路終点)の藤沢ICから、茅ヶ崎JCTまでは、首都圏中央連絡自動車道(圏央道)の一部に指定され、国道468号との重複区間となっている。
工期
- I期区間(藤沢市城南〜茅ヶ崎市下町屋) 8.4km
- II期区間(茅ヶ崎市下町屋〜中郡大磯町大磯地先) 6.7km
I期区間は1988(昭和63)年3月に供用された。
II期区間のうち、茅ヶ崎西IC〜茅ヶ崎海岸IC区間(1.8kmランプ部含む)は1995(平成7)年12月に供用された。
残るは、II期区間のうち、茅ヶ崎海岸IC〜大磯IC(仮称)終点までの区間である。
- 1988(昭和63)年3月30日 藤沢IC〜茅ヶ崎西IC(I期区間)(L=8.4km) 完成共用
- 1995(平成7)年12月 茅ヶ崎西IC〜茅ヶ崎海岸IC区間(L=1.2km) 完成供用
- 2005(平成17)年10月1日: 日本道路公団解体。中日本高速道路株式会社へ移管
- 2010(平成22)年6月28日: 無料化社会実験開始
- 2011(平成23)年6月19日: 無料化社会実験終了
- 2013(平成25)年4月27日: 茅ヶ崎JCT共用開始、首都圏中央連絡自動車道(圏央道)の一部となる
2010(平成22)年6月28日から2011(平成23)年6月20日00:00(19日@666)まで無料化社会実験が実施された。
全区間現行料金(藤沢IC〜茅ヶ崎海岸IC)は次のとおり。
- 普通車400円
- 大型車610円
- 特殊大型車1,510円
割高感があるが、新湘南バイパスII期として茅ヶ崎〜大磯への延伸後は、更なる値上げが予定されている。
なお、料金の徴収期限は現時点では2020(令和2)年3月29日となっている。
中日本高速道路株式会社が管理している。かつては日本道路公団(JH)東京第一管理局が管理していた。
茅ヶ崎海岸ICから先の延伸は2008(平成20)年度完成目標だったが、完成していない。
延伸において最大の問題はゴルフ場の存在である。ゴルフコースの移転先となる代替地を提供する必要があるが、これが解決していない。
このゴルフ場に隣接する、相模川沿いにある相模川河畔スポーツ公園を代替地とするため、この公園を産業道路を挟んだ反対側の柳島向河原地区に移設することとなった。新公園は2014(平成26)年度利用開始の計画とされる。
相模川に架かる橋梁は、国道134号線の湘南大橋のすぐ上流側に設置される計画である。
橋は国道134号線と一体となった二層の橋梁となる予定で、上層部が新湘南バイパス、下層部が国道134号線(上り線)になる。そして既存の往復2車線の湘南大橋(現在の国道134号線)は下り専用道路となる。
こうして新湘南バイパス4車線に加え国道134号線の4車線拡幅で計8車線で相模川を渡り、渋滞の大幅な改善が見込まれている。
特になし。
トンネルはない。
峠はない。
特になし。
- 神奈川県
- 藤沢市 ‐ 茅ヶ崎市 ‐ 平塚市 ‐ 中郡大磯町
具体的なIC等は次のとおり。IC番号は未定。
関連するリンク
http://www.ktr.mlit.go.jp/yokohama/service_inf/business/e_02-01-01.htm
用語の所属

国道1号

首都圏中央連絡自動車道
関連する用語

横浜湘南道路

中原街道 (現道)

さがみ縦貫道路

国道134号

西湘バイパス

藤沢バイパス