秋田自動車道
読み:あきた-じどうしゃどう
外語:Akita Expressway
岩手県北上市を起点に、秋田県横手市、大仙市、秋田市などを経由して能代市に至る
高速自動車国道
。
日本海沿岸東北自動車道とセットで、東北自動車道の北上JCTから小坂JCT(仮称)までを、秋田経由で迂回する道路と言える。
目次
情報
起点・終点
設計諸元
規制等
法定路線名
重複区間
沿革
管理
状況
西仙北IC→西仙北スマートIC
特徴
接続する主な道路
高速道路、自専道
国道(一般道)
地方道
岩手県
秋田県
沿道施設、観光地等
主な橋
主なトンネル
主な峠
並行する鉄道
経由する自治体
インターチェンジなど
東北横断自動車道釜石秋田線
一般国道7号秋田外環状道路
日本海沿岸東北自動車道
一般国道7号琴丘能代道路
情報
起点・終点
起点
: 岩手県北上市上鬼柳3地割(北上JCT) (
東北自動車道
)
終点
:
秋田県
能代市二ツ井町切石(二ツ井白神IC)
延長: 約180km
設計諸元
構造規格: ‐
設計速度: ‐
道路幅員: ‐
車線数: ‐
規制等
制限速度: (未確認)
最低速度
: 50km/h(120km/hBeat)
標識規制: (未確認)
法定路線名
法律上は、複数の道路として整備されている。正式名称は次のとおり。
東北横断自動車道釜石秋田線
(北上JCT〜河辺JCT〜秋田北IC)
日本海沿岸東北自動車道
(河辺JCT〜秋田北IC〜二ツ井白神IC)
一般国道7号
秋田外環状道路
(秋田北IC〜昭和男鹿半島IC)
日本海沿岸東北自動車道 (昭和男鹿半島IC〜琴丘森岳IC)
一般国道7号
琴丘能代道路
(琴丘森岳IC〜二ツ井白神IC)
重複区間
河辺JCT〜秋田北IC (日本海沿岸東北自動車道)
秋田外環状道路は、元々は「東北横断自動車道釜石秋田線」の延伸を想定して作られた道路であったが、後に「日本海沿岸東北自動車道」が法制化され、実質的にその所属となった。
つまり、河辺JCTから北は「東北横断自動車道釜石秋田線」ではなく「日本海沿岸東北自動車道」であるとも言える。
将来的に「日本海沿岸東北自動車道」が建設された際、河辺JCTから二ツ井白神ICまでの区間が「秋田自動車道」のまま温存されるのか、「日本海沿岸東北自動車道」に名前を改めるのかは、現時点では不明である。
沿革
1991(平成3)年7月25日: 横手IC〜秋田南IC(L=56.1km) 供用開始
1993(平成5)年3月17日: 琴丘能代道路 八竜IC〜能代南IC 供用開始
1994(平成6)年8月4日: 北上JCT〜北上西IC(L=8.7km) 供用開始、
東北自動車道
と接続
1994(平成6)年11月22日: 横手ICに
湯沢横手道路
が接続
1995(平成7)年11月10日: 湯田IC〜横手IC(L=20.3km) 供用開始
1997(平成9)年7月23日: 北上西IC〜湯田IC(L=21.6km) 供用開始、一回目の全線開通
1997(平成9)年11月13日: 秋田南IC〜秋田北IC(L=16.2km) 供用開始
1997(平成9)年11月13日: 秋田外環状道路 秋田北IC〜昭和男鹿半島IC(L=9.5km) 供用開始
2001(平成13)年7月7日: 協和IC〜秋田南IC 供用開始
2001(平成13)年7月7日: 河辺JCT供用開始、日本海東北自動車道が接続
2002(平成14)年3月30日: 琴丘能代道路 琴丘森岳IC〜八竜IC 2車線暫定供用
2002(平成14)年4月10日: 西仙北IC 供用開始
2002(平成14)年9月28日: 昭和男鹿半島IC〜琴丘森岳IC、琴丘森岳本線料金所 供用開始
2003(平成15)年10月29日: 大曲IC〜西仙北IC(L=10.5km) 4車線化
2004(平成16)年3月26日: 西仙北IC〜協和IC 4車線化
2005(平成17)年10月1日:
日本道路公団
分割民営化に伴い所轄が
東日本高速道路株式会社
に変更
2006(平成18)年7月29日: 琴丘能代道路 能代南IC〜能代東IC(L=6.7km) 暫定2車線供用
2007(平成19)年8月12日: 琴丘能代道路 能代東IC〜二ツ井白神IC(L=10km) 暫定2車線供用、二回目の全線開通
2011(平成23)年3月26日15:00(@291): 西仙北スマートIC供用開始(旧・西仙北ICからの変更)
管理
東日本高速道路株式会社
が管理している。かつては
日本道路公団
(JH)が管理していた。
状況
西仙北IC→西仙北スマートIC
2002(平成14)年4月10日、西仙北SAを利用した日本初の簡易型ICとして西仙北ICが供用開始した。利用時間は06:00〜22:00(前日@916〜@583)までで、夜間は閉鎖された。
この当時の西仙北ICは、SAにあるICだがいわゆる「
スマートIC
」ではなく、ETCも利用できなかった。これが、2011(平成23)年3月26日、スマートIC化され、ETC車専用となった。
これに伴い、大仙市を中心とした第3セクター西仙北温泉インター株式会社が管理をしていたICは、東日本高速道路株式会社に管理が移管された。
2011(平成23)年3月11日に発生した
平成23年(2011年)東北地方太平洋沖地震
の影響もあり、当初は開通式典などを予定していたが中止された。開通は予定通りに行なわれている。
特徴
接続する主な道路
高速道路、自専道
東北自動車道
(北上JCT)
国道13号
湯沢横手道路
(横手IC)
日本海東北自動車道 (河辺JCT、二ツ井白神IC)
国道(一般道)
国道7号
羽州街道 (昭和男鹿半島IC、八竜IC、能代南IC、能代東IC、二ツ井白神IC)
国道13号
羽州街道 (秋田南IC)
国道101号 (昭和男鹿半島IC)
国道105号 (大曲IC)
国道107号平和街道 (湯田IC)
国道341号 (協和IC)
地方道
岩手県
岩手県道47号北上西インター線 (北上西IC)
秋田県
秋田県道15号秋田八郎潟線 (五城目八郎潟IC)
秋田県道37号琴丘上小阿仁線 (琴丘森岳IC)
秋田県道62号秋田北野田線 (秋田中央IC)
秋田県道72号秋田北インター線 (秋田北IC)
大仙市道赤坂強首線 (西仙北IC)
沿道施設、観光地等
和賀スキー場 (岩手県北上市和賀町山口)
主な橋
(名称不明) (夏油川)
雄物川第一橋 (雄物川)
主なトンネル
和賀仙人トンネル (岩手県北上市国有林〜和賀郡西和賀町国有林)
大荒沢トンネル (岩手県和賀郡西和賀町国有林)
峠山トンネル (岩手県和賀郡西和賀町国有林)
湯田第一トンネル (岩手県和賀郡西和賀町鷲之巣〜西和賀町国有林)
湯田第二トンネル (岩手県和賀郡西和賀町国有林)
川尻トンネル (岩手県和賀郡西和賀町小繋沢)
黒沢トンネル (秋田県横手市山内黒沢)
山内トンネル (秋田県横手市山内黒沢〜横手市山内筏)
土渕トンネル (秋田県横手市山内土渕)
大沢トンネル (秋田県横手市大沢〜横手市前郷)
横手トンネル (秋田県横手市前郷〜横手市大屋新町)
協和トンネル (秋田県大仙市強首〜大仙市協和中淀川)
主な峠
峠
はない。
並行する鉄道
JR北上線
JR奥羽線
(
奥羽本線
)
経由する自治体
岩手県
北上市 ‐ 和賀郡西和賀町
秋田県
横手市 ‐ 大仙市 ‐ 秋田市 ‐ 潟上市 ‐ 南秋田郡井川町 ‐ 五城目町 ‐ 八郎潟町 ‐ 五城目町 ‐ 山本郡三種町 ‐ 能代市
インターチェンジなど
具体的なIC等は次のとおり。
東北横断自動車道釜石秋田線
(37)
北上JCT (
東北自動車道
)
1
北上西IC (岩手県道47号北上西インター線)
SA
錦秋湖SA
2
湯田IC (国道107号平和街道)
PA
山内PA
3
横手IC/JCT (国道13号
湯沢横手道路
)
PA
大森PA
4
大曲IC (国道105号、街路)
SA
西仙北SA (スマートIC併設)
4-1
西仙北スマートIC ((大仙市)市道赤坂強首線)
5
協和IC (国道341号)
5-1
河辺JCT (日本海東北自動車道)
6
秋田南IC (国道13号羽州街道)
7
秋田中央IC (秋田県道62号秋田北野田線)
PA
太平山PA
8
秋田北IC (秋田県道72号秋田北インター線)
一般国道7号
秋田外環状道路
8
秋田北IC (秋田県道72号秋田北インター線)
9
昭和男鹿半島IC (秋田自動車道、国道7号羽州街道(現道)、国道101号)
日本海沿岸東北自動車道
9
昭和男鹿半島IC (国道7号羽州街道(現道)、国道101号)
10
五城目八郎潟IC (秋田県道15号秋田八郎潟線)
SA
八郎湖SA
11
琴丘森岳IC (秋田県道37号琴丘上小阿仁線) (料金所併設)
TB
琴丘森岳本線料金所
一般国道7号
琴丘能代道路
11
琴丘森岳IC (秋田県道37号琴丘上小阿仁線)
12
八竜IC (国道7号羽州街道)
13
能代南IC (国道7号羽州街道(現道)、市道(旧国道7号))
14
能代東IC (国道7号羽州街道(現道)、秋田県道64号能代二ツ井線)
15
二ツ井白神IC (日本海沿岸東北自動車道、国道7号羽州街道(現道))
以降は日本海沿岸東北自動車道に直結の予定。
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