日光宇都宮道路 |
辞書:国土用語の基礎知識 高速道路名・関東編 (EWHT) |
読み:にっこう-うつのみや-どうろ |
外語:Nikko^ Utsunomiya Road |
品詞:固有名詞 |
国道119号と国道120号のバイパスとなる自動車専用道路の一般有料道路で、地域高規格道路。愛称は「日光道」。
東北自動車道から日光へ向かう主要な路線の一つとなっている。
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道路の情報 |
起点・終点 |
法定路線名 |
沿革 |
料金 |
栃木県道路公社移管に伴い価格が改定され、安価になった。
料金所は、大沢ICと日光ICの出口と本線に存在する。このため、全体として4段階の距離制料金となっている。
料金は、通常期(5月〜11月)と閑散期(12月〜4月)に分けられて設定されており、大沢IC料金所と大沢本線料金所では、閑散期は割引料金が適用される。
具体的には全区間で、通常期の軽・普通車は450円(旧料金は軽620円、普通920円)であり、閑散期はこれが軽・普通で350円となる。
道路の特徴 |
並行する鉄道 |
沿道施設、観光地等 |
道路周辺はゴルフ場が多い。
トンネル |
経由する自治体 |
関連する情報 |
愛称について |
愛称は「日光道(にっこうどう)」である。
これは、2005(平成17)年8月1日から31日までの間に公募し、同年10月3日に選定、発表されたものである。
公示によると沿道からの応募は全体の30%、県内は全体の50%。採用者は2名、栃木県鹿沼市の女性(66歳)と、沖縄県那覇市の女性(30歳)とのことである。贈呈された記念品は日光彫りである。
建設計画 |
国道119号日光街道の混雑緩和と杉並木保護を目的として、1976(昭和51)年に宇都宮〜日光間、1981(昭和56)年に清滝までが開通し、日光街道で約75分かかった宇都宮〜日光間を約50分で結んだ。
このうち、起点の宇都宮IC〜日光ICまでが国道119号、日光IC〜終点の清滝ICまでが国道120号である。
また国道119号区間は往復4車線であるが、国道120号区間は何と往復2車線の対面交通で、追い越し禁止である。黄色い線の向こうは反対車線なので注意されたい。
料金とETC |
国道119号区間と国道120号区間で別料金である。
かつては、無人で料金を投げ込む方式であった。支払いは現金のみである(かつてはハイウェイカードも利用できた)。クレジットカードは不可。
2007(平成19)年2月22日14:00(@249)より、ETC運用が開始された。
管理の移管 |
当初、全線で普通車920円(税込)で、2006(平成18)年12月24日に無料開放予定であった。
だが、実はこの道路は当初の予測の30%しか通行量がなく、渋滞がなく快適と大好評の、実に困った道路だったのである。
1954(昭和29)年開通の日光道路(日光いろは坂)は約55億円の借金(未返済金)を残したまま1984(昭和59)年に無料化、1965(昭和40)年開通の金精道路も約64億円を残して1995(平成7)年に無料開放されているが、日光宇都宮道路も億単位の財政負担をして無料化されるのか、有料のまま維持されるのか検討された。
結果、2005(平成17)年10月1日の道路関係四公団の民営化に先立ち、2005(平成17)年6月28日に栃木県道路公社が管理が引き継がれることになった。つまり有料道路のまま継続されることになったわけである。
現時点では、料金徴収期間は2022(令和4)年3月2日までとなっている。
売店 |
そんな好評を反映してか、たった一つだけある日光口PAの売店も、上りが9:00〜18:00(@041〜@416)、下りが8:00〜17:00(@000〜@375)までしか営業していない。夜は閑散としていて真っ暗である。
日光口PAの夜は漆黒の闇
公社化されて以降も、特に変化は見られない。
周辺の観光地 |
終点清滝ICから国道120号(日本ロマンチック街道)を東進すると、「日光」で総称される、次のような観光地へ至る。
また清滝IC出てすぐの細尾交差点から国道122号を南下すると、足尾銅山や渡良瀬川などの観光名所へ至る。
インターチェンジなど |
具体的なIC等は次のとおり。
石那田ICと戸沢ICは、公社化後に新設が発表されたICである。接続先の道路については詳細は不明であり、上記接続先道路は推測に過ぎない。
リンク |
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