AES/EBU |
辞書:文化用語の基礎知識 音楽・技術編 (LMTECH) |
読み:エイイーエス-イービーユー |
外語:AES/EBU: Audio Engineering Society/European Broadcasting Union |
品詞:固有名詞 |
業務用のディジタルオーディオ機器に使われている、ディジタルオーディオインターフェイス。
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概要 |
ヨーロッパの規格団体AESとEBUにより策定されたため、この名がある。
IEC 60958(旧IEC 958)などにより標準化されている。
特徴 |
仕様 |
データ通信は、送信側からの出力のみの単向通信である。
一本のケーブルで16〜24ビットのディジタルオーディオデータを2チャンネル(ステレオ)まで転送することが可能。
サンプリング周波数は48kHzが主として用いられているが、CDなどで使われている44.1kHzも利用可能である。具体的には32kHz、44.1kHz・48kHz(ノーマル)、88.2kHz・96kHz(ダブルスピードまたはデュアルワイヤー)、176.4kHz・192kHzが規定されている。
物理層 |
物理的には、一般に110ΩのSTPケーブルで平衡伝送、コネクターはXLRを使う。
しかし中にはDB25(D-sub 25ピン)ないしDB37(D-sub 37ピン)端子を利用している装置も少なからずある。2チャンネルが3端子用いるため、D-sub 25ピンなら入力8チャンネル、出力8チャンネル、37ピンなら入力8チャンネル、出力16チャンネルまで可能である。
但し、D-subのピン配置はメーカー間で異なるため接続する際には注意が必要である。
S/PDIF |
AES/EBUの民生用規格がS/PDIFである。
使用するケーブルやコネクターなどに違いがあるが、プロトコルなどの基本部分は同様である。
なお、S/PDIFにはAES/EBUにはないSCMSなどのコピー制限機能が存在している。
リンク |
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