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典拠 対応分析結果"国土"欄(3回)同資料は続いて、次のようにしている。
国土中に発見できず。ただし、後の国土に
袮宜谷(ねぎたに)/鳥取県
があるが、1972年度版では示偏の"祢宜"であり、1993年に示偏の"祢"に訂正された。
全国町字では、山口県の"袮宜"(ねぎ)及び福島県の"西久袮甲"(にしくねこう)に使用されているが、前者は国土で示偏の"祢"であり、後者も、現地の役所によれば示偏であって衣偏の"袮"の用例は見つからない("西久袮乙"や"東久袮甲"はない)という。
NTT固有名には、59件の用例がある。
暗合
a)"袗"の異体字とする古辞書の用例がある。
1)新撰字鏡*(付属書7図90)。
2)類聚名義抄*(付属書7図91)。
b)"衣偏に爾"の異体字とする辞書がある。
第1字規格以降、"祢(39-10)"を"袮(74-57)"で誤植した例は散見する。