ノーベル物理学賞 |
辞書:文化用語の基礎知識 文化編 (LBUNKA) |
読み:ノーベルぶつりがくしょう |
外語:Nobel Prize in Physics |
品詞:固有名詞 |
ノーベル賞の部門の一つ。アルフレッド・ベルナルド・ノーベルの遺言により設立された五部門のうちの一つ。
|
概要 |
ノーベル物理学賞は、ノーベルの遺言により、物理学の分野において重要な功績を残したものに対して与えられる。
初の受賞者はX線を発見したドイツのレントゲンで、以降も優れた科学者が受賞、物理学においては最高権威の賞とみなされている。
特徴 |
化学賞と共に、ノーベル賞において特に重要と考える人の多い賞である。
おおむね受賞は人生に一回である(アインシュタインですら、光電効果で受賞したが相対性理論では受賞できなかった)ようだが、ジョン・バーディーンのように2回受賞した者もいる。
また、物質に関するものは、化学賞か物理学賞かあいまいなまま物理学賞となった例も少なくない。例えば青色LEDの発明では、物理法則とは関連性が薄いが物理学賞となり2014(平成26)年に日本人3人が受賞した。受賞者すら「受賞するなら化学賞かと思っていた」(意訳)といった発言をしている。
化学賞も物理学賞も受賞候補が順番待ちをしている状態で、とにかく受賞はさせる必要がある貢献は山積みであり、受賞者が高齢化している場合は優先的に受賞させる必要があるなどの事情もあって、特にLEDのような工学分野などでは賞の選択が不可思議になったりする。
受賞者 |
受賞者の国籍は受賞当時のもの。また、同じ年に、異なる理由で複数の受賞者が出ることもある。
日本人の受賞者 |
日本人の受賞者は6名。受賞理由の論文が日本国籍保有時で、受賞時外国籍を含めれば7名。
受賞時日本国籍でない者。
1900年代 |
以下、外国人の名前はカタカナ表記しているが、原語に忠実とは限らない。あくまで参考とされたい。
1910年代 |
1920年代 |
1930年代 |
1940年代 |
1950年代 |
1960年代 |
1970年代 |
1980年代 |
1990年代 |
2000年代 |
2010年代 |
リンク |
通信用語の基礎知識検索システム WDIC Explorer Ver 7.04a (27-May-2022) Search System : Copyright © Mirai corporation Dictionary : Copyright © WDIC Creators club |