nano-SIM |
辞書:通信用語の基礎知識 電話情報編 (WTELI) |
読み:ナノ-シム |
外語:nano-SIM |
品詞:名詞 |
小型化したUICCの一つ。4FF(4th Form Factor)と呼ばれている。
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概要 |
機能等は、通常サイズのSIM(2FF)やmicro-SIM(3FF)と全く同じである。
つまり、一般にSIMカード(あるいはUIMカードなどとも)と呼ばれているものと同じである。端子の物理的仕様も、ISO/IEC 7816に準拠しているものであれば同じである。
寸法は12mm×9mmで、長方形。そのうち角が一つ落とされており誤挿入できないようになっている。厚みも通常のUIMカードより15%薄い。また従来仕様である3FFことmicro-SIM(miniUICC)より30%程度小さくなる。
特徴 |
端子 |
Giesecke&Devrient社により開発され、Appleが強く推して採用された。その後、iPhone 5とiPad miniで採用された。
ほぼ端子部分だけを残した形状であり、これ以上の小型化は端子の互換性を維持するという条件では不可能と見込まれる。
カット |
かつて、標準サイズの端子周辺を残してカットし、micro-SIM(miniUICC)対応機で利用するということが行なわれていた。
しかしnano-SIMの場合、標準/microより厚みが薄くなっているため、これらをカットしても使うことができない。
リンク |
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