feel H" |
辞書:通信用語の基礎知識 無線電話サービス編 (WTELMS) |
読み:フィールエッヂ |
外語:feel H" |
品詞:商品名 |
かつて、DDIポケットのH"(エッジ)の新シリーズとして登場したもの。
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概要 |
液晶、カメラ、サウンド機能を強化した新コンセプトブランドだった。
その他に次のような特徴がある。
宣伝キャラに梅宮アンナを起用し、若者向けのエンターテイメント端末という性格が前面に出された。
しかし後に、これらの機能は同社PHS端末の標準的な仕様となったため、feel H"というブランドも無くなった。
特徴 |
映像 |
大型カラー液晶搭載で、さらにオプションで京セラ製デジカメユニットのHC-D01ことTreva(トレバ)の接続が可能。画像は最大8画像を2画面/秒で連続表示可能。
feel H"用サービスとして撮影画像のDPE印刷やプリクラ印刷なども用意された。
音源 |
音源に沖電気/カシオの12音ポリPCM音源(100音色12和音)を搭載し、GM音源相当の音feelsoundを最長5分鳴らすことが可能。
これは着メロだけでなくBGMとして再生できる他、カラオケとして利用することも想定された。このためワイドレンジスピーカーも搭載し、MIDIからの曲データ変換ソフトも提供された。
この、feel H"全機種に搭載されるPCM音源LSIは型番すら公開されていないが、仕様だけは公開されている。パッケージは3種類で、TQFPは12.0mm四方×1.2mm厚、FBGAは9.0mm四方×1.5mm厚、ウェハ・レベル・CSPは6.3mm四方×0.4mm厚。音色数は100音色で最大同時発音数は5音色12和音、音域は5オクターブ、シーケンサー内蔵で電源電圧は2.7V〜3.6Vである。
マルチメディア |
更に、画像と音と文章を同時に表示・再生が可能で、H"の64kbps高速通信機能を生かした多彩なマルチメディアコンテンツの表現が可能。
RZ-J91のように、mp3プレイヤーとドッキングしたような端末も登場した。
端末 |
最初の機種は三洋電機製のRZ-J90で、2000(平成12)年11月8日発売。2インチ256色反射型カラー液晶(解像度120×160ピクセル)を搭載した。なお、反射型液晶に対応するため、バックライトでなくフロントライトを搭載した。12/16/24ドットの3種類の文字フォントを備え、メール受信/作成時などに任意にズームする機能を持つ。
主な機種に、次のようなものがある/あった。
リンク |
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