Windows-31J
読み:ウィンドウズさんいちジェイ
外語:Windows-31J
IANAに登録されたシフトJISの一つ。別名csWindows31J。MIBenum 2024。
仕様
Windows日本語。いくつかの外字拡張を含むShift_JIS(csShiftJIS)の拡張。
Shift_JIS(csShiftJIS)のように、最初のバイトが範囲0x81〜0x9Fまたは0xE0〜0xEFの時に2番目のバイトを追加する、と定義される。
特徴
使途
Microsoft Windowsの日本語環境(コードページ932)で使われている符号である。
JIS X 0201とJIS X 0208からなるShift_JISに、独自の拡張文字を追加した文字コード(CCS)と文字コードの符号化方法(CES)である。
文字集合
Shift_JISに対し、NECとIBMが作った外字(いわゆる機種依存文字)の一部が追加されている。
それぞれ、次のように称されている。
IANAの登録内容からは漏れるが、Microsoft Windows自体の実装として、次の領域がある。
コードページ932では95〜114区(シフトJISでは0xF040〜0xF9FC)にユーザー定義外字領域があり、外字エディターを使いこの領域に外字を登録できるようになっている。
問題
シフトJISは広く普及したが、日本国内だけでも、Microsoft Windows、Mac OS、UNIX系OSの環境での交換性に支障が出た。
更に、Unicodeが登場すると、この文字集合に「同じ文字が複数存在する」という問題から、変換処理等に深刻な問題を発生させた。
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