TCPヘッダー |
辞書:通信用語の基礎知識 通信技術中編 (CTTRAN) |
読み:ティースィーピーヘッダー |
外語:TCP header |
品詞:名詞 |
TCPパケットの先頭に付けられるヘッダー。ポート番号やシーケンス番号などを含んでいる。末尾の音引きを略して「TCPヘッダ」とも。
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構造 |
TCPヘッダーの構造
先頭より順番に、次の情報が格納される。
TCPヘッダーの制御フラグは、RFC 793によるもの6ビットが一般的である。
ここに、標準化過程プロトコルRFC 3168で2ビット(ECE、CWR)が追加され、更に実験プロトコルRFC 3540で1ビット(NS)が追加されている。
特徴 |
パケット長を持たない |
TCPヘッダーには、TCP自体のパケット長が含まれていない点は特徴といえる。
パケット長は、インターネット層つまりIPヘッダーから得ることになる。
チェックサム |
チェックサムは、まずチェックサムフィールドを0にし、TCPヘッダーの前に疑似ヘッダーを付けて計算する。
16ビット単位で1の補数の和を求め、求めた値の1の補数をチェックサムフィールドに入れる。
リンク |
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