SAPI
読み:エスエイピーアイ
外語:SAPI: Service Access Point Identifier

 サービスアクセスポイント識別子。サービス・アクセス点識別子。
 LAPDのアドレスであるDLCIを構成する要素の一つで、サービスの識別に用いる。
目次

概要
 LAPDが提供するデータリンクを利用する複数のサービスのアクセスポイント識別に用いる。
 これにより、どの上位層への情報転送かが示される。

特徴

範囲
 SAPIは6ビットであり、表わせる範囲は0〜63である。
 SAPIの値としては、実際には三種類しか使われていない。これら以外のSAPIは予約となっている。
 国内使用の予備として32〜47を、将来の国際標準の予備としてその他の値が予約されている。

C/R
 SAPIと同じオクテットに含まれるC/Rビットは、そのメッセージがコマンドなのかレスポンスなのかを表わす。
 ただしその意味するところは、メッセージの方向によって異なっている。

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