ODBC |
辞書:通信用語の基礎知識 通信技術応用編 (CTAPL) |
読み:オウディービースィー |
外語:ODBC: Open Database Connectivity |
品詞:固有名詞 |
Microsoftの提唱したデータベースアクセス用のAPIの名称。
|
概要 |
データベース管理システム(DBMS)を問わず、共通のアプリケーション作成を実現するために開発されたもの。
ODBCという枠組みの中でAPIを利用することで、DBMSが違っていてもある程度の汎用性を持たせることが可能となった。
特徴 |
アプリケーションはデータベースのベンダーによって用意したODBCドライバーのAPIを使用し、SQLによってDBMSと対話する。
ODBCドライバーは適切なドライバーを使うことで、DBMSの違いを吸収することができる。
但し、数値の精度が悪いなど様々な問題があって、結局のところODBCは最良の選択とはなりえない。現実的問題を考慮してもRDBMSはOracle、SQL Server(Microsoft、SyBase)、Infomixの3つでほぼ独占状態なので、この3つをサポートしていれば需要は満たせる事になり、実は無理にODBCを使う必要はない。ODBCは、マイナーなRDBMS向けの接続保証というのが、正しい認識といえる。
リンク |
通信用語の基礎知識検索システム WDIC Explorer Ver 7.04a (27-May-2022) Search System : Copyright © Mirai corporation Dictionary : Copyright © WDIC Creators club |