NetBIOS over TCP/IP
読み:ネットバイオス-オーヴァー-ティースィーピーアイピー
外語:NetBIOS over TCP/IP
NetBIOSのサービスをTCP/IP上で実現する技術。OS/2ではTCPBEUI、WindowsではNetBTとも呼ばれる。
概要
Microsoft Windowsではファイル共有やプリンター共有などで利用されている通信プロトコルである。Windowsも古くはNetBEUIを用いていたが、後にNetBIOS over TCP/IPに置き換えられた。
仕様はSTD 19(RFC 1001 + RFC 1002)で規定されている。
特徴
具体的には、TCP/UDPポート137〜139が次のように使われている。
- NAME SERVICE ‐ 137/tcp、137/udp
- DATAGRAM SERVICE‐ 138/udp
- SESSION SERVICE ‐ 139/tcp
UNIX互換環境ではSambaとして実装され、Windows環境からファイルサーバーやプリントサーバーとして利用できる。
NetBIOSは基本的にはローカルで使用するものなので、セキュリティ上の問題から、外部からのNetBIOSパケットはファイアウォールでブロックすることが望ましい。
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