OS/2
読み:オウエストゥー
外語:OS/2
元々はMicrosoftとIBMが共同開発した32ビットのオペレーティングシステムである。当初はCUIのOSだったが、後のバージョンでGUI化された。
概要
Version 1は1988(昭和63)年に出荷された。
この当時はMicrosoftもMicrosoft WindowsをOS/2へ統合する予定でおり、Version 2までは両社が共同で開発されていたが、その後喧嘩別れした。
IBMはそのままOS/2の開発を続けてリリースしたのが「OS/2 Warp」シリーズ、同様にMicrosoftがリリースしたのが「Microsoft Windows NT」シリーズである。
特徴
OS/2はマルチメディア機能が劣っていたり等、Windowsと比べて「見栄え」に欠けたためなかなか普及せず、そのためデバイスドライバー等の数も少なく、これが更に利用者増加の足かせとなった。
結果としてOS/2は商業的に敗北、2006(平成18)年12月31日をもってOS/2の全活動が終了された。
OS/2のオープンソース化が求められることになるが、検討の結果、ビジネス的、技術的、および法的な理由から無理との結論に至ったとされる。
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