LPDプロトコル
読み:エルピーディープロトコル
外語:LPD: Line Printer Daemon Protocol
プリンター制御プロトコルの一つ。RFC 1179で規定されている。
概要
LPDスプーリングシステムは、1970年代に主流だったラインプリンター用に開発されたテクストファイルやPostScriptファイルの印刷を想定した、古典的な印刷システムである。
従って設計の古さは否めないが、現在でもFreeBSDやLinuxなどのUNIX互換環境では標準印刷システムとしてLPDが想定されている。但し、昨今では時代も反映してか、CUPS/IPPを標準の印刷システムとして想定していることが多い。
特徴
LPDはTCP/IP上の印刷プロトコルで、プリンタースプーラーに515/tcp、ソースポートに721〜731/tcpを使う。
印刷要求は一旦領域に蓄えられ、順次印刷を行なう。ネットワーク経由でも、単体のマシンでも動作できる。
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