Lモード |
辞書:通信用語の基礎知識 固定電話サービス編 (WTELFS) |
読み:エルモード |
外語:L mode |
品詞:商品名 |
NTT地域会社が提供していた、インターネット接続サービスの一つ。
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概要 |
対応する電話機を用いてサービスを利用した。一般の加入電話(アナログ)でも、INSネット(ISDN)でも利用可能。また、対応したICカード公衆電話や専用携帯端末からも利用可能だった。
このサービスは、2001(平成13)年6月より開始されたが、2006(平成18)年11月30日をもって新規申込受付を終了し、サービスも2010(平成22)年3月31日に終了した。
LモードのLは、Living(生活)、Lady(女性向けメニューが豊富)、Local(地域に根ざした)、Large(大きい画面、大きいボタン)を意味している。
特徴 |
沿革 |
料金 |
月額の基本料のほか、利用には3分1度数(市内通話なら、当初は10円、最後には8.5円、それぞれ税別)の従量時間課金が必要。
終了時点での月額使用料は、次の通りである。
Lモード使用料には、「メッセージ到着お知らせ機能」使用料(20円(税込21円))を含む。
他社使用料は、(株)インターネットイニシアティブ、(株)エヌ・ティ・ティピー・シー コミュニケーションズの2社合計使用料である。
サービス |
Webは、NTTドコモの提供するiモードで使用されるiモードHTMLと同等のもの(公称コンパクトHTML)を使用して記述される。
メールサービスは「Lメール」と呼ばれ、最大2000字(仕様は端末により異なる)のメールを送受信することができる。メールアドレスは「電話番号@pipopa.ne.jp」で、電話番号の部分はユーザー希望の文字列に変更することも可能。
メールの着信は端末側のランプ点灯は液晶表示などで通知することができるほか、(ファクシミリ内蔵型のような)端末ではメールを印刷することも可能。
INSネット契約 |
INSネット契約の場合は、更に幾つかの機能が使えた。
ISDNのDチャネルを利用して最大40文字のメールをやりとりする「Sメール」が利用できた。通信料は、一通あたり、送信に約1.6円(税込約1.68円)、受信に約2.4円(税込約2.52円)であった。
また、i・ナンバーを利用すると最大3つのメールアドレスが取得できた。
リンク |
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