KCP
読み:ケイスィーピー
外語:KCP: KDDI Common Platform
KDDIとQUALCOMM共同開発の携帯電話機用共通プラットフォーム。auの端末で利用されている。
概要
QUALCOMMのアプリケーション実行環境BREWをベースに、基本アプリケーションを共通化し開発コストを削減、操作感の統一などを目的に開発された。
2005(平成17)年6月30日に発売されたW31Tを最初に数多くのKCP機が発売された。
但し、現在はAndroid全盛であり、auの新機種はほぼ全てがAndroid機となってしまい、KCP対応の新機種は殆どない。いまやKCP機は年に1機種程度発売される子供向けや老人向けなど通話とメールのみを必要とする需要向けのフィーチャーフォンのみとなっており、KCPは一つの時代を終えたと言える。
特徴
- KCP 1.x 最初のもの。BREW 3.1、MSM6550などを採用。
- KCP 2.x (KCP+) 更に共通化を進めたもの。MSM7500などを採用。
- KCP 3.x Snapdragon用のKCPで、Brew MPの機能を導入したもの。
- KCP 3.0 ‐ 2010(平成22)年夏モデル
- KCP 3.1 ‐ 2010(平成22)年冬モデル、2011(平成23)年春モデル
- KCP 3.2 ‐ 2011(平成23)年夏モデル以降
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