IPv6マルチキャスト
読み:アイピーヴィーろくマルチキャスト
外語:IPv6 multicast

 IPv6による同報通信(マルチキャスト)。
目次

概要
 IPv6では、IPv4での反省から、最初からマルチキャストに対応している。
 そのアドレスの割り当て方についてはRFC 2375で情報提供プロトコルとして提案されている。
 IPv6のマルチキャストは、IPv6アドレスにより届く範囲を指定することが可能となっている。

特徴
 IPv6マルチキャストアドレスは、FF00::/8 として割り当てられている。
 FFxyから始まるアドレス中、yがスコープの指定であり、0〜fまである。その後に続く112ビットのグループ番号にプロトコルや機能が割り当てられている。該当のプロトコルがどのスコープを使うかはプロトコル次第である。
 またRFC 2375などでの規定のグループID以外にも、FF0y::0003:0000〜FF0y::FEFF:FFFF(yはスコープの番号)の範囲なら自由に利用できる。

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