GP-IB
読み:ジーピーアイビー
外語:GP-IB: General Purpose Interface Bus

 周辺機器を接続するためのパラレルバスインターフェイスの一つ。
目次

概要
 半二重通信で、送信側をtalker(トーカー)、受信側をlistener(リスナー)と呼ぶ。バス管理はcontroller(コントローラー)と呼ばれるものが担当する。
 最大15台(コントローラーを含む)までの装置を接続でき、主に測定器の接続に使われている。

特徴

仕様
 元々Hewlett-Packardにより開発されHP-IBと呼ばれ、同社のプリンターを接続することを主たる目的としていた。これがGP-IBという名でIECに提案され、1975(昭和50)年にIEEEにより標準規格として採用された。IEEE 488バスとも呼ばれる。
 通信速度は最大で、IEEE 488.1で1.5Mbps、IEEE 488.2で7.7Mbpsである。

コネクター
 16本のバスラインが24ピンのコネクターで接続される。コネクターはベローズタイプが使用される。
 
1DIO 1データ
2DIO 2データ
3DIO 3データ
4DIO 4データ
5EOIEnd or Identifyデータ転送終了
6DAVData Validバス上のデータは有効
7NRFDNot Ready For Datalistnerはデータの受信準備が完了
8NDACNot Data ACceptedlistnerはデータの受信が完了
9IFCInterFace ClearGP-IB機器のインターフェイスを初期化
10SRQService ReQuestコントローラーへのサービス(割り込み)要求
11ATNAttentionコマンドとデータの識別(H=データ、L=コマンド)
12 ケーブルシールド
13DIO 5データ
14DIO 6データ
15DIO 7データ
16DIO 8データ
17RENRemote ENableリモート制御/ローカル制御の識別
18GNDDAV用
19GNDNRFD用
20GNDNDAC用
21GNDIFC用
22GNDSRQ用
23GNDATN用
24GND論理信号共通

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