EZweb |
辞書:通信用語の基礎知識 無線電話サービス編 (WTELMS) |
読み:イージーウェブ |
外語:EZweb |
品詞:商品名 |
auが提供する、WAPに準拠したEZサーバーを介したネットワークサービスの名。各種生活情報の提供サービスが行なわれている。
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概要 |
元々は、かつてのDDIセルラー、IDO、ツーカーグループの時代に、cdmaOne/PDC用サービスとして提供を開始した。
当初、IDOでのみEZaccessという名でサービスを提供していたが、2000(平成12)年7月にサービス名をEZwebに変更し、全3社でサービス名が統一された。
速度 |
転送速度は端末のデータ通信機能に依存する。
標準時で最高14.4kbps、高速パケットサービス利用時で最大144kbps、PacketWIN(CDMA 1X WIN対応機)なら最大で2.4Mbpsである。
PDC |
cdmaOneからサービスが開始され、後にDDIセルラー(現在のau)とツーカーのPDCでもサービスが開始された。
但しPDCは交換回線であったため、当初は通信時間に応じた課金体制で、速度は最大で9600bpsであった。
そこでツーカーグループは2001(平成13)年7月からP@bitの導入によりパケット課金体制に順次移行、これによりツーカーグループでのデータ通信速度は下り28,800bps、上り9,600bpsとなる。
機能 |
現au陣営は、当時のNTTドコモのiモードに全面的に先行されてしまった。
このため当初はコンテンツも劣っていたが、やがて充実。
またEZweb B/EZwebプレミアムサーバーでスケジュールやアドレス帳を管理するPIMサービスなど独自のサービスも提供されていた。PIMについては、EZweb@mail開始に伴い、サービスが終了している。
独自サイト |
基本的に旧WAP1端末ではHDMLでコンテンツを書かなくてはならないため、独自サイトは非常に少なかった。
しかしWAP 2.0に対応し、XHTMLが利用できるようになってからは、これも改善されている。使用可能な画像形式は標準ではBMPのみで、カラー端末からPNGに対応した。JPEG対応は当初は端末依存だったが、現行機種では全て対応している。
メール |
EZwebには電子メールがある。但し端末に配信されるのではなく、サーバーに蓄積されるもので、端末はサーバーに逐一読みに行かなければならない。インターネットで言えばIMAPのようなものである。
メールの最大受信容量は全角2,000文字、最大送信容量は全角/半角問わず255文字であった。
しかしこれは不評だったので、後に提供が開始された後継のEZweb@mailでは、端末にメールが配信されるようになった。
メールアドレスは契約回線により少しずつ違うものが利用される。
メールアドレス |
◆は一桁の数字。
◇はb,c,d,e,f,jのどれか一文字。
○はg,hのどれか一文字
リンク |
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