平行フィーダー
読み:へいこうフィーダー
給電線の一つで、アナログ時代のテレビで、アンテナ引き込みに使われていた電線。現在では殆どみられない。
概要
2本の電線が並行になるように固定化されたケーブルである。
接続する際は、被覆をむき、短絡しないように一本ずつネジで固定する方式が多かった。
安価だったため、初期のアンテナ引き込み線として多用された。しかしノイズに非常に弱かったため徐々に同軸ケーブルへと移行し、廃れてしまった。地デジになる頃には既に絶滅危惧種状態となっていた。
特徴
地上アナログテレビジョン放送の時代はVHFとUHFを併用していたため、それぞれのケーブルが存在した。
VHF用のインピーダンスは300Ωでリボンフィーダー、UHF用のインピーダンスは200Ωはめがねフィーダーとも呼ばれていた。
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