家庭内LAN
読み:かていないラン
自宅の中でLANを構築・運用すること。
歴史
昔
かつて、複数のパソコンを所有するパワーユーザーにとって、一つの夢だったのが家庭内LANである。
大昔
8ビットマシンの頃は、そもそも高度なネットワークなど高値の華過ぎて一般人は誰も欲しなかった。それでも、シリアルポートやパラレルポート同士で二台のパソコンを接続するようなことはあった。
それも、16ビットの時代になると変わって来た。
普及期
しかしMS-DOSやWindows 3.1の頃は、高価なネットワークOS(NOS)を別に導入する必要があり、またNICやHUBも高価な品物だった。
PC UNIXであれば少なくとも標準でTCP/IPを実装し、ネットワークOSは必要なかったが、当時はまだフリーのUNIXで安定して使えるものは多くなく、またインストールや設定には専門知識が必要で、敷居がかなり高かった。
唯一Mac OSは標準で専用LANシステム(AppleTalk)を備え、誰でもLANを構築できたが、標準的なTCP/IPでは無かったので、Macintosh同士でしか接続できなかった上に速度も遅かった。
今
Windows 95登場以降はLANも標準的な機能となり、需要に合わせて機器も大幅に安くどこでも買えるようになったので、今ではパソコン初心者でも当たり前のように家庭内LANを利用するようになっている。
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