ワイドテレビ
読み:ワイドテレビ
外語:Wide TV

 従来型のテレビ受像機よりも、横長画面のテレビ受像機
目次

概要
 従来の地上アナログテレビジョン放送テレビシステムの仕様から4:3(1.33:1)であったので、これより横長であればワイドテレビであると言える。
 実際には、16:9(1.78:1)にしたテレビ画面や受像機、及びその放送自体が一般的である。

特徴

アナログ時代
 アナログ放送の時代は、放送の規格自体は4:3である。従って、当時のワイド放送は横が増えたのではなく縦が減ったのである。
 つまり当時、画面の上下を削っておきながらワイドと名のっていたが、これはカメラのパノラマモードと同程度の思考である。従って当時、これをナロー(Nallow)テレビと呼ぶのが真に適切だと主張する人もいた。
 一応、映画などで臨場感が楽しめることになっていた。

ディジタル時代
 地上デジタルテレビジョン放送では、放送の規格自体が16:9となったので、テレビ受像機も一般にこの比率で作られ、販売されている。
 この場合は放送の規格として最初から横長なので、縦が減ったとは言わない。

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