CQ |
辞書:通信用語の基礎知識 無線・アマチュア編 (WAHAM) |
読み:スィーキュー |
外語:CQ |
品詞:名詞 |
無線交信において、無線局の一斉呼び出しのための略符号。アマチュア無線などでも使われている。モールス符号では「― ・ ― ・ ― ― ・ ―」である。
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概要 |
「誰でも良いので、電波を受信した局は応答してください」という意味を持つため、この呼び出しに対しては誰が応答してもよい。
無線局運用規則の別表第二号の3では「各局あて一般呼出し」と定義されている。
特徴 |
使用方法 |
CQは3回以下だが、無線局運用規則 第127条では、無線局を一括して呼び出そうとするときは3回と決まっているので、次の手順となる。xxxxxxの部分は自局のコールサインで、実際はコールサイン3回以下となっている。
条件付き |
時に、CQの後に条件が付くこともある。
例えば「CQ DX」となれば遠距離のみ限定で、通常は外国を指す。
「CQ 西方面」となれば、発信地点より西に限定。もちろん発信地点は別途送信される。地球ぐるっと回って西、などというのはまず却下される。
「CQホレ」とすると、和文モールスで交信する局限定である。「ホレ」は一つに繋げて発信する。つまり「― ・ ― ・(C) ― ― ・ ―(Q) ― ・・ ― ― ―(ホレ)」となる。正式には「QOD6」というQ符号を使うことになっている。
パーソナル無線 |
このため、これと同義の用語として00000(ゼロファイブ)も使われる。
リンク |
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