DFP
読み:ディーエフピー
外語:DFP: Digital Flat Panel
液晶ディスプレイなどのフラットパネルディスプレイ(FPD)用接続インターフェイス規格の一つ。
ATI Technologies、Compaq、Apple Computerなどが参加したDFP Group(Digital Flat Panel Group)によって1998(平成10)年に策定され、1999(平成11)年2月にVESAで標準化された。
概要
これはディスプレイ接続のみに特化した仕様である。
米Silicon Imageが開発したシリアル伝送方式TMDSを採用し、対抗規格のVESA P&Dとは異なりUSBなどの信号は一切含まない。
TMDSに加えて、VESAが策定したディスプレイ情報の伝送規格DDCもサポートする。
現在
対抗規格としてP&Dの他に1999(平成11)年に登場した高性能な上にディジタル・アナログ両方を一つのコネクターでまかなうことも可能なDDWGのDVIがある。
現在ではDFP規格の採用は無くなり、DVI規格へ移行した。
仕様
ピンアサイン
コネクターには、一般的な20ピンのリボンタイプ(ベローズタイプ)の高密度型D-Shellコネクター(MDR:Mini D-Ribbonとも呼ばれる)を使用する。
上 |
1 | TMDS Data 1+ |
2 | TMDS Data 1- |
3 | TMDS Data 1 Shield |
4 | TMDS Clock Shield |
5 | TMDS Clock + |
6 | TMDS Clock - |
7 | GND |
8 | +5V |
9 | NC |
10 | NC |
下 |
11 | TMDS Data 2+ |
12 | TMDS Data 2- |
13 | TMDS Data 2 Shield |
14 | TMDS Data 0 Shield |
15 | TMDS Data 0 + |
16 | TMDS Data 0 - |
17 | NC |
18 | Hot Plug 検出 |
19 | DDC Data |
20 | DDC Clock |
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