1.7GHz帯
読み:いってんななギガヘルツ-たい
外語:1.7GHz band
日本で、携帯電話用として使われている電波帯域の俗称。
概要
総務省による国内分配は次のとおり。
- 1710 ‐ 1850MHz (J32 J74C J98)
- 固定
- 移動 (J97 J98A)
- 電気通信業務用(携帯無線通信用)
- 1749.9MHzを超え1784.9MHz以下(陸上移動局用周波数帯)
- 1844.9MHzを超え1879.9MHz以下(基地局用周波数帯)
- 公共業務用
さらに、既存の周波数に隣接する、次の5MHz幅×2が移動通信システム用に追加される。
- 1744.9MHzを超え1749.9MHz以下
- 1839.9MHzを超え1844.9MHz以下
また総務省の周波数再編アクションプランでは、NTTドコモが保有し東名阪に限定されている20MHz幅×2の帯域について、使用可能地域の拡大を検討するとしている。次の周波数である。
- 1764.9MHzを超え1784.9MHz以下
- 1859.9MHzを超え1879.9MHz以下
特徴
標準
3GPP周波数としては、バンドIIIが対応し、1800MHz帯と呼ばれている。
日本で使われているのはそのうちの一部で、バンドIXと呼ばれている。このバンドIXが、日本では1.7GHz帯と呼ばれている。実際には、1.7GHz帯なのは上りのみで、下りは1.8GHz帯である。
- バンドIII 上り1710‐1785/下り1805‐1880、送受間隔95MHz
- バンドIX 上り1750‐1785/下り1845‐1880、送受間隔95MHz
3GPP2のBand Classでは、以下が対応するとみられる。
- Band Class 8 (1800 MHz Band)
日本
日本でこの帯域を使っているのは、次の通り。
いわゆる3Gと呼ばれる通信用帯域として使われ始めた。
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