3ウェイハンドシェイク |
辞書:通信用語の基礎知識 通信技術中編 (CTTRAN) |
読み:スリーウェイハンドシェイク |
外語:3WHS: 3-way handshake |
品詞:さ変名詞 |
TCPでの通信確立を行なう手順のこと。
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概要 |
通信を行なおうとするホストは、次の手順でコネクションを確立する。
このように常に3つの手順を踏むことから、3ウェイハンドシェイクという。
特徴 |
この方式の弱点は、通信先のホストは最後の手順が終了するまで、通信を行なおうとするホストの情報を保存しなければならないことである。
保存できる数には限りがあるため、悪意ある者がひたすら通信先ホストに対しSYNパケットの送信だけを繰り返し、戻るSYN+ACKに対し応答をしなければ、通信先のホストで待機している接続待ちがやがて溢れてしまい正常に動作できなくなってしまう。このような攻撃手法をSYN Flooding Attackという。
このセキュリティ問題の解決にはなっていないが、TCPで3ウェイハンドシェイクを簡略化するための「TCP Fast Open」(TFO)が策定中である。
リンク |
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