#ダイヤル
読み:シャープダイヤル
外語:# dial
「#」と、4桁の数字からなる
電話番号
。および、それを提供するサービスのこと。シャープダイヤル、「着信短縮ダイヤル」「クイックダイヤル」などとも。
目次
概要
発信条件
番号
範囲
ブロック内利用型
主な番号
かつての番号
概要
電話交換機に、#9999という形式の番号と、それに対応する電話番号を登録することで、#ダイヤルにダイアルすることで登録されている番号に自動接続されるサービスである。
#と4桁だけなので、桁数も短く、覚えやすい。語呂合わせで
0120
の番号を作るより、よほど分かりやすい。しかし、殆ど使われていない。その理由は、利用料金が高額なためと考えられている(具体的な料金は不明)。
発信条件
各電話からの発信可否は、次の通りである。
プッシュ回線の
加入電話
(
0AB〜J
) ‐ 発信可能
加入電話・ライトプラン(0AB〜J) ‐ 発信可能
INSネット(0AB〜J) ‐ 発信可能
プッシュ式公衆電話(0AB〜J) ‐ 発信可能
各種
IP電話
(
050
、
ひかり電話
等) ‐
発信不可
携帯電話
‐ 発信可能
PHS
‐ 発信可能
発信
できない電話のために
ナビダイヤル
で0570-00-ABCDなどが用意される例が多いようである。
番号
範囲
番号は、#ABCDの計5桁で、#7000〜#9999までの範囲である。
以下の2種類がある。
ブロック内利用型 (#7000〜#7999)
全国利用型 (#8000〜#9999)
ブロック内利用型
ブロック内利用型は、日本を10の地域に分け、その範囲内のみを提供地域(発信可能地域)として指定できるもの。
更に、ブロック内の全てから
発信
できる「全部指定」と、ブロック内で更に地域を限定した「部分指定」が選択できる。
地域ごとに、登録できる番号範囲が異なる。
北海道 (#7000〜#7599)
東北 (#7600〜#7799)
信越 (#7800〜#7899)
関東 (#7000〜#7599)
北陸 (#7900〜#7999)
東海 (#7600〜#7799)
関西 (#7000〜#7599)
中国 (#7600〜#7799)
四国 (#7800〜#7999)
九州・沖縄 (#7000〜#7599)
主な番号
ブロック内利用型
#7029 ‐ 全日空国内線予約・案内センター (011、03、06、092、098地域限定)
#7119 ‐ 救急相談センター(救急車を呼んだ方がいいのかな?) 東京と大阪
全国利用型
#8000 ‐ 小児救急電話相談
#8011 ‐ 日本道路交通情報センター(JARTIC)の担当者と直接応答
#8139
‐ JAFロードサービス救援コール
#8162 ‐ ハイウェイテレホン
#9110
‐ 警察への相談
#9506 ‐ キューコール (iタウンページをオペレーターが検索、音声通話)
#9910
‐ 道路緊急ダイヤル (
無料
) (事故、故障、道路の陥没、落下物などの通報)
警察は、
110
は「通報」であるが、#9110は相談窓口である。通常の通話料のみで秘密厳守で相談に乗ってくれるらしい。
かつての番号
以下は、かつて存在したが、サービスが終了したもの。
#8300〜8305、#8500〜8501 ‐ 伝言ダイヤル
新たに0170特番を用意したため廃止された
#8886 ‐ ハローダイヤル
既に存在しないようである。
#8800 ‐ 杉並区コールセンター (東京03地域限定)
2012(平成24)年3月31日終了
#9500 ‐ JR座席予約
2013(平成25)年1月31日終了
再検索