ロックダウン |
辞書:通信用語の基礎知識 通信技術安全編 (CTSEC) |
読み:ロックダウン |
外語:lockdown |
品詞:名詞 |
アクセスが、権限によって制限されること。
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概要 |
近代的なOSでは、外部からの接続も含め、一つの環境を複数人数で使うことが想定されている。
この時、重要なファイルなど、各種のリソース(資源)が誰でもアクセス可能となると、セキュリティ上の問題となり安定したシステム運用に支障が出る。
そこで、セキュリティ強化を目的とし、ファイルやディレクトリ(フォルダー)、レジストリといった各種リソースへのアクセスについて、権限によるアクセス制御を行なう。こういった状態を、ロックダウンされている、と表現する。
特徴 |
例えば、システム全体の設定、ユーザーの追加・削除などは、システムの管理者権限を持つ人物だけが出来れば充分である。そこで、このような操作は管理者のみに権限を与え、他のユーザーでは出来ないようにしている。
一般に、こういった重要な操作を許可されたユーザーをスーパーユーザーといい、UNIXではroot、Microsoft WindowsではAdministratorと呼ばれる。
この他にも、例えばUNIXではホームディレクトリはそのユーザーとシステム管理者以外はアクセスできないようになっており、第三者に重要なファイルを書き換えられたりすることを防いでいる。
リンク |
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