概要
外字用の文字コードにどのような文字パターンが登録されるかは、利用者ごとに完全にまちまちである。
従って、外字を使用した文書を第三者に渡す場合、その外字のパターン情報なども同時に渡さない限り、他の機械で全く同一に表示・処理することはできない。
情報通信には利用できないという制約はあったが、普通の文字と同様に表示や印刷が出来るという利点があり、単体の機械で表示したりする程度の利用範囲であれば便利な存在といえる。
またフォントデータによってはJISなどの規格で未定義のコードポイントに独自の文字をあらかじめ定義してある場合があり、これをシステム外字もしくは機種依存文字と呼ぶ事がある。 規格ごとの特徴 JIS X 0208/JIS X 0213 未定義 JIS X 0208や旧JIS C 6226、そしてJIS X 0213も含めて、規格として外字領域を規定したことはない。
各実装が、未定義領域を利用して独自に外字領域を設定していた。 シフトJIS WindowsのシフトJIS(CP932)の文字集合Windows-31Jでは、次の領域をユーザー定義外字領域としている。