近距離無線通信
読み:きんきょりむせんつうしん
数cmから100m程度と、ごく短距離でのみ利用できる無線通信技術の俗称。
概要
様々なものがあるが、利用可能な距離に応じて次のように分類される。
- 密着型 (2mmまで)
- 近接型 (約20cmまで)
- 近傍型 (約1mまで)
- 遠隔型 (上より遠距離のもの)
非接触ICカードやBluetoothなどとして広く普及した。
従来の接触式の磁気読み取りの非接触化や、ごく短いケーブルの無線化のための技術として採用されている。
特徴
標準化
現在はNFCとして、NFCIP-1(ISO/IEC 18092)で標準化されている。
標準化以前から様々なものが使われてきたが、それらを統合する規格となっている。
但し、NFCは電波によるものだけで、赤外線通信は含まれていない。日本の電波法施行規則では、無線通信とは電波を使用するもののみを指す。
主要技術
比較的近距離を範囲とした無線通信として使われている主要な技術は次の通り(順不同)。
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