補助漢字面
読み:ほじょ-かんじめん
外語:SIP: Supplementary Ideograph Plane
Unicode
および
ISO/IEC 10646
の第2面のこと。
英語
を略して「SIP」という。
目次
概要
特徴
沿革
リビジョン
符号化
収載文字
Unicodeマップ
概要
日常の使用頻度の低い文字のうち、漢字文字が納められている。
同様の文字でも、漢字以外の場合は
補助多言語面
(SMP)に、既に利用者のいない古代の漢字は
TIP
に格納される。
文字番号は、U+20000〜U+2FFFDである。
特徴
沿革
Unicode 2.0
‐ サロゲートペアが導入され、枠組みのみが決まった
Unicode 3.1
‐ 面の名前が決定し、CJK Ext-BとCJK互換形を追加
Unicode 5.2.0
‐ CJK Ext-Cを追加
Unicode 6.0.0
‐ CJK Ext-Dを追加
リビジョン
3.0 ‐ 2001(平成13)年10月10日
3.1 ‐ 2002(平成14)年11月11日
4.0 ‐ 2003(平成15)年4月16日
4.1 ‐ 2003(平成15)年5月16日
4.2 ‐ 2005(平成17)年1月27日
4.3 ‐ 2005(平成17)年6月27日
4.4 ‐ 2006(平成18)年4月27日
5.0 ‐ 2006(平成18)年9月21日
5.0.1 ‐ 2006(平成18)年9月29日
5.1.0 ‐ 2008(平成20)年4月4日
5.1.1 ‐ 2009(平成21)年2月26日
5.1.2 ‐ 2009(平成21)年4月24日
5.2.0 ‐ 2009(平成21)年10月1日
6.0.0 ‐ 2010(平成22)年10月11日
6.0.1 ‐ 2011(平成23)年1月27日
6.1.0 ‐ 2012(平成24)年2月1日
6.2.0 ‐ 2012(平成24)年9月27日
6.2.1 ‐ 2012(平成24)年10月16日
6.2.2 ‐ 2012(平成24)年12月2日
6.3.0 ‐ 2013(平成25)年10月28日
7.0.0 ‐ 2014(平成26)年8月7日
符号化
この面は、
UTF-8
、
UTF-16
、
UTF-32
のいずれの符号においても、4オクテットとなる。
収載文字
CJK統合漢字拡張B
がここにあり、
基本多言語面
(第00面)と合わせて康熙字典の全ての字が揃うことになっている。
また、
Unicode 5.2.0
からは
CJK統合漢字拡張C
が、
Unicode 6.0.0
からは
CJK統合漢字拡張D
が追加された。
将来的には、
CJK統合漢字拡張E
が追加され、面のほぼ全てを埋める予定である。
この面は現在使われている漢字を収載するもので、既に使われていない古代漢字については次の第03面(
TIP
)に収載される予定である。
Unicodeマップ
Unicode 5.2.0までで割り当てが決まったものと、それ以降で提案中のものは、次の通り。
UCS (16進)
用途
追加版
20000〜2A6DF
CJK統合漢字拡張B
3.1
2A6E0〜2A6FF
(( 空き領域 ))
‐
2A700〜2B73F
CJK統合漢字拡張C
5.2.0
2B740〜2B81F
CJK統合漢字拡張D
6.0.0
2B820〜2F7FF
CJK統合漢字拡張E
提案中
2F800〜2FA1F
CJK互換漢字
4.0.0
2FA20〜2FFFD
(( 空き領域 ))
‐
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