終端抵抗
読み:しゅうたんていこう
外語:terminater

 信号線の末端での信号の反射と乱れを防ぐため、信号線の端に取り付けられる抵抗器。ターミネーター。
目次

概要
 信号線の終端に取り付けるため、終端抵抗という。
 終端部分での信号の反射を防ぐことで、信号伝送を安定化させる。

特徴

抵抗値
 電線には、それぞれ構造に応じた特性インピーダンスが定められている。終端抵抗の抵抗値は、この特性インピーダンスと同じ値とする。
 例えば、同軸ケーブルなら50Ωや75Ωなど、ツイストペアケーブルなら100Ωから120Ω程度と抵抗値も決まっている。

用例
 バス回路のように、一つのライン上にいくつものICを繋ぐような場合にも、信号の安定化のためによく行なわれている。
 SCSIなどでは、デイジーチェーンした機器の最後につける。
 

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