レイク受信 |
辞書:通信用語の基礎知識 無線電話技術編 (WTELMT) |
読み:レイクじゅしん |
外語:rake reception |
品詞:名詞 |
直接波、反射波、回折波といったあらゆる電波を受信し、一つのより強い電波として合成復調する技術。
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概要 |
マルチパスフェージングへの対策として使われている技術である。
複数の受信機で電波を受信し、各受信機の位相差を検出して補正し、再合成することでマルチパスフェージングの補正をする。
レイク受信は、携帯電話機や無線LANでも、マルチパスフェージングを避ける目的でよく使われている受信方法である。
特徴 |
マルチパスの電波は遅れたり減衰したりしているため、移動機側で遅れてきたそれぞれの電波のタイミングを合わせ重ね合わせたり、また減衰した電波を増幅したりする。
つまり強電波を探して捕えるのではなく、弱電波でも合成して移動機側で強電波にして利用することができる。
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