ルーティング |
辞書:通信用語の基礎知識 通信技術中編 (CTTRAN) |
読み:ルーティング |
外語:routing |
品詞:さ変名詞 |
あるネットワークと、それとは別のネットワークをルーターによって接続し、通信できるようにすること。日本語では「経路制御」ともいう。
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概要 |
インターネット上のあるホストから全く別のホストへ通信するためには、途中で様々なネットワークを経由することになる。
その経由の方法は一通りではなく、網の目のように張り巡らされた経路のうちのどれかひとつを通る。
しかも、どこを通っても良いという訳ではなく、プロバイダー間の協力関係や回線速度などにより優先される経路が決められていたり、また途中に障害が発生して経路が寸断されたときに迂回経路を使うことで一時的に経路が変わることもある。
加えて、有線回線と衛星通信を併用するような場合は、往路と復路で経路が違うようなこともありうる。
そのような経路の中で、いろいろな条件から最適なものを選び出すのがルーティングである。
技術 |
このルーティングを行なうための装置をルーターと呼び、設定された経路情報を参考にしながらパケットを所定のネットワークへ振り分ける役目を果たしている。
ルーターによって区切られたそれぞれのネットワークはセグメントと呼ばれて、これがネットワーク構成における一単位となる。
リンク |
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