ヘッダー圧縮 |
辞書:通信用語の基礎知識 通信技術中編 (CTTRAN) |
読み:ヘッダーあっしゅく |
外語:header compression |
品詞:名詞 |
通信プロトコルのヘッダー領域を圧縮し、通信量を削減する技術。低速シリアルリンクで用いられる。
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概要 |
低速な通信媒体では、わずか1バイトの違いでも通信速度に影響する。
そこで、実際のデータ(ペイロード)の圧縮だけでなく、ヘッダー圧縮も併用されるようになった。
特徴 |
目的 |
プロトコルヘッダーは、宛先や制御情報など、通信に必要な情報が含まれている。
従ってプロトコルヘッダーは必要なものではあるが、相互の通信中に変化しない領域が多い。
そこで、通信中は変化した部分のみを送信することでヘッダーのサイズを縮小し、通信データ量の削減を実現する。
その代わり通信プロトコルの構造が変わってしまうため、専用に対応した実装間でのみ利用することができる。
主要なもの |
リンク |
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