シリアル |
辞書:通信用語の基礎知識 通信技術用語編 (CTYOGO) |
読み:シリアル |
外語:serial |
品詞:名詞 |
直列、のこと。対義語は並列(パラレル)である。
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概要 |
データを、直列に送受信する。つまり一つの経路(例えば1本のケーブル)を、1ビットずつ順々に送受信するための機構や、その行為のこと。
派生して、それを利用するためのコネクターやケーブルなどのことも表わす。
パソコンでは古くからRS-232CやRS-422などで規定されたシリアルバスインターフェイスが使われてきた。また、これの進化系にUSBがある。
少ない信号線数で通信ができるのが利点である。
技術 |
まだ技術が乏しかった時代は、一本の信号線で送受信できる速度にも限界があり、従ってシリアル方式は遅かった。解決として、この信号線を複数束ね並列としたパラレルが使われたのである。
しかし技術革新によってシリアルでも高速な通信が可能となり、また並列の場合、超高速通信では全信号の同期を取るのが難しいことから、時代は再びシリアルとなった。
コンピューター |
現在、パーソナルコンピューターでよく使われているシリアル技術には、次のようなものがある。
リンク |
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