つくばWAN |
辞書:通信用語の基礎知識 通信団体編 (CYORG) |
読み:つくばワン |
外語:Tsukuba WAN |
品詞:団体組織名 |
筑波研究学園都市の研究機関(研究所、大学等)を超高速で結ぶネットワーク。財団法人国際科学振興財団により運営されている。仮称は「RABnet」だった。
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概要 |
筑波には地理的には多くの研究所が集まっているが、省庁が違う研究所とは殆ど連携がなかった。
従来は、機関ごとにインターネット接続されていたため、機関同士の通信帯域は狭かった。
つくば「ワン」という名前には、これら研究所間の連携を深め、筑波を一つにしたい、という願いもこめられている。
特徴 |
由来 |
旧科学技術庁・旧文部省(現 文部科学省)、旧郵政省(現 総務省)、旧通産省((現 経済産業省)、旧環境庁(現 環境省)、農林水産省などの各省庁が連携して構想を進め、2000(平成12)年度末から工事が開始された。
運用は、2002(平成14)年3月末から開始された。
ネットワーク形態はリング型接続で、全長46km程度、帯域は総容量570Gbpsとなる。
接続機関 |
2014(平成26)年6月現在のネットワーク構成として、接続されている主な機関は次の通りである(順不同)。
SINET(主として国内大学)、JGN(主として産(官学)業界)、APANなどのバックボーンと接続されている。またIMnet(主として国内各研究所)ありし日には、ここにも接続されていた。
リンク |
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