unsigned long |
辞書:電算用語の基礎知識 プログラミング仕様編 (PTPROGS) |
読み:アンサインド-ロング |
外語:unsigned long |
品詞:名詞 |
C/C++などで、「サイズの大きな符号なしの整数型」を示し、unsigned intと同じかそれより大きい。
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特徴 |
C/C++ |
正式にはunsigned long int(またはlong unsigned int)と書いて長い無符号intを表わす。unsigned、long、intはそれぞれが予約語であり、この組み合わせである。但し、longの後のintは省略可能であり、unsigned longとだけ記述した場合はunsigned long intであるとして処理される。
変数の長さ自体はlong(long int)と同じであるが、符号ビット分の1ビットが無いため、有効符号が1ビット分長くなる。代わりに0と正の数しか利用できない。
数値の型を表わすサフィックスは、次のものが使われる。
printfのフォーマット文字列は、標準的には%luなどを用いる。
ANSI Cの時代より、limits.hにおいて以下の3個のマクロ定数が定義されるようになった。これを利用すると、その環境での長さを得ることができる。
ISO Cには、次のtypedefが存在する(longが64ビット長の場合のみ)。
typedef unsigned long int u_int64_t;
System V等古い実装では、次のtypedefが存在する。
typedef unsigned long ulong;
BSD系を中心に、次のtypedefが存在する。POSIX準拠の実装(_POSIX_SOURCE定義)では使用できない。
typedef unsigned long u_long;
Windowsでは、次のtypedefが存在する。
typedef unsigned long ULONG;
typedef unsigned long DWORD;
Java |
Javaにはunsigned longは存在しない。
Javaの整数型は原則として全て符号付きであり、char以外に符号なしの整数型は存在しないからである。
リンク |
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