int |
辞書:電算用語の基礎知識 プログラミング仕様編 (PTPROGS) |
読み:イント |
外語:int |
品詞:名詞 |
C/C++/Javaの予約語の一つ。「基本的な整数型」を示す。
|
C/C++ |
長さ |
C/C++では、short以上long以下の処理系依存のサイズを持つ。
言語仕様上はビット長は保証されておらず、次のように扱われる。
一般的な実装では、データ型モデルに応じて、次の長さとなることが多い。
例えば、MS-DOSやWin16では符号付き16ビット長、Win32/Win64では符号付き32ビット長である。
サフィックス |
数値の型を表わすサフィックスは、特にない。
printf |
printfのフォーマット文字列は、標準的には%dを用いる。
マクロ定数 |
ANSI Cの時代より、limits.hにおいて以下の3個のマクロ定数が定義されるようになった。これを利用すると、その環境での長さを得ることができる。
typedef |
ISO Cには、次のtypedefが存在する。
Windowsでは、次のtypedefが存在する。
typedef int INT;
符号 |
符号ありであることを明示する時はsignedを先行して記述し、signed intとする。
符号無しであることを明示する時はunsignedを先行して記述し、unsigned intとする。
殆どの実装では、intはsigned intと同じで、符号付きである。しかし、「ステファン・G・コーチャン 著、中尾真二 訳、翔泳社、標準講座 C (Programmer's SELECTION) ページ274」には、次のような記載もある。
宣言時にint型を指定した場合、それが符号付きか符号なしかどうかは実装に依存します。安全を期すなら、signed intかunsigned intかを明示的に指定します。
Java |
Javaでは常に符号付き32ビット長。
リンク |
通信用語の基礎知識検索システム WDIC Explorer Ver 7.04a (27-May-2022) Search System : Copyright © Mirai corporation Dictionary : Copyright © WDIC Creators club |