protected
読み:ぷろてくてぃど
外語:protected
C++/Javaの予約語の一つで、メンバーへのアクセス指定を行なう。
概要
public/private/protectedと3種類あるアクセス制限の一つ。
protectedなメンバーは、定義しているクラスおよび派生クラスからしか参照することができない。
privateとの違いは、privateは派生クラスからはアクセスできないが、protectedは派生クラスからもアクセス可能な点が異なる。
特徴
継承
C++ではクラスを継承する際の指定としても用いることができる。
その場合、基底クラスのprivateメンバー変数/関数はprivate扱いになり、publicやprotectedのメンバー変数/関数はprotectedとして継承される。
補足
C++の場合
C++ではラベルのように用い、書いた場所以降のメンバー変数やメンバー関数に影響する。
class A {
int pub;
protected:
int prot;
};
Javaの場合
C++の影響を受けて作られたJavaもC++と同様にpublic、protected、privateと3種類あるアクセス制限の一つだが、使い方が全く異なり修飾子と用いられる。Javaではそれぞれのフィールドやメソッドに指定しなければならない。
class A {
public int pub;
protected int prot;
};
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