microSD
読み:マイクロ-エスディー
外語:microSD

 SDメモリーカードの小型規格として登場したものの一つ。現在の主流の一つである。
目次

概要
 2005(平成17)年7月13日にSD Card Association(SCA)によって仕様が策定された。
 従来のminiSDを、さらに小型化したフラッシュメモリーカードで、メモリーカードの仕様としてはこの時点で最小サイズである。
 携帯電話機スマートフォンなどで広く使われている。

特徴

寸法
 サイズは11mm×15mm×1mm。体積はminiSDの約1/4。
 

規格
 SDメモリーカードの容量には、現時点で3バージョン(SD/SDHC/SDXC)が存在する。
 microSDでも、理論上はこの全てに対応可能で、その場合は次のように呼び分けられる。

インターフェイス
 接続ピンは基本的にSDメモリーカード互換で、8ピンである(1ピン少ない)。通常とminiSDでは2本あったVss(電源線)が1本に減っただけで、信号線には違いはない。
 
 機能およびインターフェイスはSDメモリーカードやminiSDとほぼ互換で、カードアダプターに装着することでminiSD、更にアダプターを使えば普通のSDメモリーカードとしても利用でき、動作電圧、転送速度も同等となっている。

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