llvm-gcc
読み:エルエルヴィーエム-ジースィースィー
外語:llvm-gcc

 Low Level Virtual Machine(LLVM)のフロントエンドの一つで、GCCから作られたコンパイラーである。「llvm-g++」などとも。
目次

仕様
 現在はサポートが終了している。

概要
 llvm-gccは、GCCをベースに開発されたLLVM用フロントエンドであり、GCCと互換性があるとされる。このため、GCCと同様にCC++FORTRANObjective-CAda、Dの各言語に対応する。
 gcc部分でパース処理を実行し、実際の最適化とバイナリ出力はllvmの作業である。従って作られるバイナリはGCCとは異なるが、GCC用に書かれたソースのコンパイルが可能。
 元々はGCCからの移行を手助けする目的があったが、clangの完成度が高まったこともあり、その役目を終えた。LLVMはLLVM 2.9を対応の最後として、LLVM 3.0以降ではサポートされなくなった。

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