ktime_t |
辞書:電算用語の基礎知識 プログラミング用語編 (PTPROGY) |
読み:ケイ-タイム-アンダースコア-ティー |
外語:ktime_t |
品詞:名詞 |
Linuxカーネルが様々使用している、タイマー/時刻表現用の変数型のうちの一つ。
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定義 |
ナノ秒単位での時間または時刻を格納するために使われている。
64ビット長の符号あり整数か、または二つの32ビット長の符号あり整数を含む構造体の共用体として定義される。
定義 |
linux/ktime.h
union ktime { s64 tv64; #if BITS_PER_LONG != 64 && !defined(CONFIG_KTIME_SCALAR) struct { # ifdef __BIG_ENDIAN s32 sec, nsec; # else s32 nsec, sec; # endif } tv; #endif }; typedef union ktime ktime_t; /* Kill this */
64ビット環境ではs64型変数、32ビット環境ではs32型を二つ含むstructだが、ビッグエンディアンとリトルエンディアンで順序を入れ替えている。
定かではないが、Kill thisなるコメントを見る限り、このあたりを書いた人は、ktime_tは使うのをやめ、union ktimeを直接使うことを望んでいるのではないかと読み取れる。
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