WM_CREATE
読み:ダブリューエム-アンダースコア-クリエイト
外語:WM_CREATE

 Windowsにおけるウィンドウ メッセージの一つ。ウィンドウ作成時に送信される。
目次

定義
 UINT型の定数であり、WinUser.hで、以下のように定義される。
#define WM_CREATE                       0x0001

仕様

引数
  1. HWND ‐ ウィンドウハンドル
  2. UINT ‐ 0x0001 (WM_CREATE)
  3. WPARAM ‐ (未使用)
  4. LPARAM ‐ CREATESTRUCT構造体へのポインター

返却値

特徴

動作
 CreateWindow()関数またはCreateWindowEx()関数は、ウィンドウを生成する前にWM_CREATEを送信する。

用途
 ここで実施するのは、ウィンドウの初期化や、システム全体で必要となるような初期化処理である。
 例えば、塗りつぶしで用いるブラシハンドル作成(CreateSolidBrush()関数)などは、WM_PAINTで逐次実施しても良いが効率が悪い。そこで、システム全体で用い、かつ一度作ったらプログラム終了まで使えるようなものは、このイベント内で実行することが多い。

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