WM_PAINT
読み:ダブリューエム-ペイント
外語:WM_PAINT

 Windowsにおけるウィンドウ メッセージの一つ。ウィンドウの一部を描画する時に送信される。
目次

定義
 UINT型の定数であり、WinUser.hで、以下のように定義される。
#define WM_PAINT                        0x000F

仕様

引数
  1. HWND ‐ ウィンドウハンドル
  2. UINT ‐ 0x000F (WM_PAINT)
  3. WPARAM ‐ (未使用)
  4. LPARAM ‐ (未使用)

返却値

特徴

動作
 UpdateWindow()関数やRedrawWindow()関数、その他様々な関数などで、ウィンドウの再描画が必要な時に送信される。
 WM_PAINTメッセージは、アプリケーションが送信してはならない。これはシステムが用いるメッセージであり、アプリケーションが強制的にウィンドウを描画したい場合は、代わりにWM_PRINTまたはWM_PRINTCLIENTメッセージを使用する。

用途
 あるウィンドウが他のウィンドウの下になった時、その部分は隠されて見えなくなる。
 覆っていたウィンドウが閉じられたり最小化したり、移動したりした場合、隠された部分が再び見えるようになるが、その際にはその部分の再描画が必要である。その際に、WM_PAINTメッセージが発行される。

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